【中学受験論】加点をもらっていく意味はある!?

会社に時計をしていくのを忘れて、そもそも着けて家を出てなかったのに、どこかで落としたと勘違いしてダダ凹みで帰宅したいちパパです

#ほんと加齢による衰えはいかんともしがたい

さて、今回は【中学受験論】。

結論:加点をもらって合格する場合は学力(=わが子の大学進学先)は学校全体の進学実績のそれになると思わない方がよい

#例によっていちパパ経験則による

全国の私立中学校がどういう形態で入試を実践しているかは知りません。あくまでいちパパが知る範囲という前提です。

中学受験というのは学校によってコースや名前を変えて何回も同じ学校に挑戦できる方式があります。

さらに学校によっては複数回受験すると、そのたびに加点がもらえる中学校もあります。

別にその制度そのものは私立なわけですから違反でもなんでもありません。

「わが校にどれだけ入りたいか、その本気度を測る」という名目で複数回受験や加点していると人づてですが耳に入りました…本気度??何それ?結局生徒のか…ゲフンゲフン

ただ、冷静になっていただきたい。私立中学は多くが大学進学実績で公立よりも有利に働くことをウリにしています。

加点をもらった合格者はそもそも最も高いレベルで合格した生徒に及んでいないのです。でも入学すれば中学側は最も高いレベルに合わせて授業その他をすすめていきます。当然です。大学合格実績は生命線ですから。

加点をもらった生徒の多くがどうなっていくかはご察しの通りです。私立中学は公立中学よりは面倒見は良いです。でも根本的に足りない学力を補う術は持っていません。

ハイレベルな私立中学が公立中学に比べて圧倒的に有利なのは6年一貫でカリキュラムが組めることによる先取り学習です。一例としては数学。高1の時点で高校内容の数学が修了している学校はザラにあります。

そのカリキュラムに加点をもらって入学した子どもから徐々についていけなくなるのは明白です。2つ目の入試で加点を数点もらって合格した生徒であればまだしも、ン十点も加点をもらえばそりゃ目もあてられない子が出てきても致し方なしです。

でも、いちパパが言いたいのはそこではないんです。

そういった形で入学した子はダメなわけではないんです。何人も見てきましたが子どもは全ての子どもはそれぞれの成長曲線があって、その曲線が中学受験に合う子、合わない子がいるんです。

これの見極めを親はしなければなりません。じゃあどうやって?

そんなに難しくないと思っています

①嫌がらずに中学受験の勉強をしているか中学受験は親の受験ともいわれるように親のサポートなしで成立することはほぼありません。その中で、嫌がらずにやっているかはとても重要です)

②少しずつでもいいので偏差値が上がっているか

この2点です。この2点を封じて親があれこれ強制すると何が起こるか…

そうなんです。燃え尽き症候群になる可能性が高くなります。中学受験終わったら勉強しないですよ~~しかも6年間拘束なんで、これでもかってくらい下がっていきます。

#気力が萎えた子はどんなにいい学校通っててもどうにもならないケースが多々。

#もちろんいちパパ調べ。でも多分、中学受験されたご家庭では絶対耳にしたことあるはず。

簡単に言うと合格した後も勉強を続けるメンタリティが育っているか。

ということなんですけどね。

#灘中学など例外的なトップオブトップは入ったもん勝ち

もちろん、地元の公立中学を避けたいからという理由で中学受験をする場合もありますから、そういった「学力」や「大学進学」以外の視点から私立を選ばれる場合はこの話の限りではありません

#あくまでこのブログはお金かけずに賢い子を育てる を目標にしています。

さて、中学受験、わが子には合うでしょうか?いちパパ家では今のところ考えていません。もちろん娘も息子もまだ公園で遊びたい盛りでそんなことを考えてもいません。もし、中学受験をしてもいいかなどいちパパ側が考えるとしたら…

算数のセンスが感じられて、かつ本人が医学部に興味があれば…ですかね

#まずありえない条件を出してみる

というわけで本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました