どうもGWの隠岐旅行が楽しみで仕方ないいちパパです。
#大学時代の友人と
#嫁に感謝
さて、今回の子育て論はのっけからごめんなさいをしていますが、何がごめんなさいってお金がかかるのです。
といってもそんな塾代とか高額ではないですよ。
#早く結論を言えと
これは保護者の方から~とかではなく、現にいちパパ家内で起きていることです。
何かってそれは
ポケカVSポケポケ
ポケカというのはポケモンカードのことで(バトルするやつ)、ポケポケは簡単に言うとポケカのアプリ版です。
我が家はタブレット反対派なので、少しお金はかかるのですが、ポケカを先に購入してポケポケ(タブレット版)があるのを隠していました。
しかし、ある日友人宅(同い年くらいの子どもがいる)に遊びに行った際にポケポケの存在を知り、友人宅でポケポケで大いに盛り上がっていました。
#それはそれで微笑ましい光景だった
当然、帰宅時にポケポケをおねだりするも、我が家にはタブレットはないということでできないと伝える。
#あるが隠している。
ただ、ポケポケはないものの、ポケカはあるわけで娘、息子からすると全てないわけではないので、じゃあポケカでいっか、という感じでもありました。
で、実際いちパパもポケポケを初めて見せてもらって、無料でこのクオリティで遊べたらそりゃ~親はこっちにするわな
という感想。だってポケカはデッキ組むのにカード買わないとダメなのでお金はかかるのですから。
実はこの話はここからが本番なのです。子どもはやはり遊びの天才です。
帰宅後、次の日から何やら姉と弟でポケカでゴソゴソし始めていて…
あとで奥さんに聞くと
ポケカで勝負する際に上手くデッキを組み合わせて、ポケモンの中でも技を使うと相手にダメージを与えると同時に自分にもダメージが跳ね返ってくるモンスターを使い相手をトラッシュ(倒した)と同時に自分も跳ね返ってきたダメージでトラッシュ(倒された)されるといういわゆる「引き分けルール」を作り、どうすればそうなるのかをあーだこーだとやっていたそうです。
もちろん、本来そういう遊び方をするものではありません。ここでいちパパが思ったのが
タブレットでは絶対に身につかない思考だな
です。ポケポケは友人宅で少しさせてもらいましたが、ダメージの計算から相性まで当然全てルール通りで自動。そりゃ確かに公平でミスもない、いちいち相性の確認もいらない。楽ちん極まりないです。
でも、それは子ども目線からすると「何も考えずに楽しめる」であって、楽しいを通して創意工夫をする機会は限りなく0です。せいぜい、ゲームスタートからどうやって勝てるかの戦術を考えることくらい。でもそれは他人が決めたルールの中でのことで(もちろん本当のバトルは第三者が決めたルールにのっとってしなければ成立しない)、根底からルールを自分たちで作って遊ぶ方向には「思考」が向かない(そういう発想を育む機会にならない)と思いました。
わが娘、息子を見てると、そのルールを勝手に作って二人でバトルして…大人からみるとすごい無意味でそれで何時間も格闘してるのはもはや滑稽ですらあるのですが、当人たちはいたって真剣。
我が家の娘や息子を持ち上げるつもりはありませんが、昔は遊びをしながら適宜みんなで話し合ってルールは変更して遊んでました。その時、小さな創意工夫を繰り返していたんだと思うのです。
そうであるならば、無料だから。とか、片づけが楽だから。とかそういった大人目線の便利を外して思いっきり無駄ができるものをわが子に与えて、いろいろ工夫させておく方が将来的にいろいろ工夫したり発想したり、相手の空気読んだりできるようになるのではないか。と思った次第です。
基本的に「お金をかけずに賢い子を~」は幼少期に無駄なくギュッと将来への何かを投資することありきです。でも子どもはあくまで楽しいことをずっとやっていたいと思うもの。その楽しいと思うことをいかに増やし、持続させるか。無駄も極めれば将来の大きな投資となりうる。
そういったことを考えさせられた
ポケカVSポケポケ でした。
本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。