【高校受験論】過去問の取扱書

インフルエンザにはもう10年以上罹患していないいちパパです。

#子どもが学校からお持ち帰りする

#たぶん、いずれ…

さて、今回は高校入試における過去問の取り扱いについてです。

おおよそ年内には受験校が決定するという前提になりますが(近畿圏以外は不明)、決定後の過去問の取り扱いで、もちろん塾経営をしていたときには塾側から過去問の取り扱いについて指示は出していましたが、それ以上になるほどな~と思ったことを指示していた内容も含めて書いておきたいと思った次第です。では早速

1 古い年度から始める(これは塾側からの指示でもありました)

2 1科目ごとに〇付けからやり直しまでする(これは賛否あると思いますが、ここでは塾側からの指示として出しました)

ここからが「できる子」または「できるようになる子」の過去問の使い方です。ちなみに以下の項目は同一人物のものではありません。積年にわたってたくさんの生徒をお預かりする中でみてきたものの集合体です

〇やり直しの幅が尋常ではない

これは解くことや点数にこだわらないといったほうが正しいかもしれません。とにかく解き終わったあとのインプットのやり直しから類題のやりこみなど、国語の文章題を除いて問題集や参考書など塾内の自由に使ってもよい書籍(当時、そのような場所を作っていた)を自分で引っ張り出してインプット、アウトプットをひたすら繰り返す

〇質問に来るにしてもなんでもかんでもこない

これは上記と関連しますが、自分でアウトプットを繰り返す中で同様の範囲の同様の問題で同じように違和感を感じたときにその違和感をきちんと言語化して持ってきます。だから質問受付にしても先生側と対等な会話になります。ここで解けなかった問題をすぐに質問に来てしまう生徒は高校受験では何とかなるかもしれませんが、高校進学後「できるようになる子」にはなりにくい実感があります。

#大学受験 自学最強説

〇時計に対する意識がシビア

これは何人かからの生徒と話していて共通したのですが、解いているときにちょっとこの問題で時間を使ったな、とか今回は余裕のあるペースだな、とかが時計を見ずにわかってくる。というものです。古い年度から始めていく中でこういった意識をもって(または無意識に)取り組んでいるので年度が新しくなるなればなるほど鋭くなっていくイメージです。

こういった子は本番で傾向が変わったり(または緊張から変わったと勝手に思い込んだり)、難易度が極端になったりしても体内時計でうまく感覚をつかんでそのテストにおける本人のベストパフォーマンスを出してくるといえます。

総じていうと高校受験時に学力における自立・自律が進んいるともいえるかもしれません。

一人ひとりの生徒を思い出してみるともっと項目としてはあるのですが、大きな共通項はこんな感じです。

昨今の(2024年時点)小学生・中学生の公教育の状況を見る(わが子ベース)につけ、世間的には危機的な状況といわれることも多いのですが(事実を含んでいると個人的には思っています)、やはり難関大学に進むような学力優秀層は今も昔も同じような方向を向いて学力をつけてきます。

ではそういった優秀層に育てるための小学校低学年や未就学時期に何をすれば…というのが本ブログの本体です。

少しでも中学、高校で親に頼らずとも学力くらいは自分のベストパフォーマンスを出せることにつながればと思っています。

今回のお話はここまで。お読みいただきありがとうごさいます。

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