最近、後北条氏関連の本にはまっているいちパパです。
#勝って兜の緒を締めよ
さて、今回のタイトルはインパクトのあるものですね。
どういった点において残念なのかというと
大学入試についてほぼ素人同然の方が多い
という点です。実はこれ、当然と言えば当然なのです。高校は義務教育ではないのですから。ただね…ただ、そうであるならそう言って進路指導をしなければいいのですよ
高校は義務教育ではないから自分たちでやってね♪と。
中途半端に意味のわからない進路指導、特に国公立を目指す生徒に科目のバランスや「取りやすい、取りにくい」論をおっしゃられるのはその前提知識がもろ過ぎて、もはや無いよりの無いくらい無いレベルのアドバイスをされる方もおられます。
過去の一例としては数学がどうにも志望校に届きそうにない状態で第二志望に変更を検討&相談にいくと、第二志望で数学が減る分、小論文が増える(どういうパターンかはわかる人にはわかる)ケースで「小論文は点数の付け方が読めないから数学をやった方が合格できる可能性が高い」…と。
セバスチャン、数学だけ見て話しをするのも違うし、その子の数学の今までのがんばりと残りの時間からの逆算して到達するかどうかをある程度予測して話してほしかった…
#セバスチャンって誰?
数学が共通テストのみになるだけで本人の負担感、また共通テストに向けた他教科への時間の振り幅が大きく違ってきます。
やはり大学入試に最も重要なのは的確なアドバイスができるアドバイザー、というか案内役なのでナビゲーターの方が近いかもしれません。
大学入試の「勉強」や「やりかた」を誰かに頼る段階で限界点は低くなりますし、自覚と自分のやり方をもって伸び続ける状態でもその方向やバランスを失うとかなりのロスを生じます。このあたりは5科目が原則の高校入試とまったくもって異なるところですね。
個人的には中学は義務教育なのでそれでいいと思っています。みなが一律で社会で生きていくための再体現を得るという意味で。
ですが、大学、こと難関大学は自分が望んでする勉学です。案内人を選ぶのも成功への1つのパーツ、またそういう人物を目利きするのも経験でしょう。
いちパパ自身がたいそうなナビゲートをできたかどうかはわかりません。少なくとも受け持った生徒の経緯や科目バランスなど総合的な面から志望校変更や教科選択のアドバイスをしてきたつもりです。
もしこれをお読みになって学校の先生の言うがままの科目選択や志望校に向かおうとしている方、予備校の勧めるがまま講座を受講している方は1度立ち止まって、今、先生や通っている予備校の担当の方がきちんと予備知識を持って話してくれているのか、考えてみてもいいかもしれませんね。
本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。