子どもと川遊びに行ってチャコール色になった腕を見て日焼け止めとは?と思ったいちパパです。
ちなみにチャコール色とはアフリカ系黒人の間にある普通の色分けです
#詳しくはググってください。
今回の本好きシリーズは新聞についてです。
ちまたでは新聞社が購読者を増やそうとあの手この手で小学生対象の新聞を発行しており、本ではないものの、言葉を増やすという意味では下手をすれば読書よりも多くの物事を学べるツールといえます。
ちなみにいちパパは社会面や人間の作ったもの「物ではなくて仕組みや制度」にめっぽう強く興味があり、これは小さいときから新聞を好んで読んでいたからだと今になって思います。
この小学生新聞ですが、数社の物をメルカリなどでバックナンバーを購入して、いろいろ試してみましたが、
結論:①dailyの方が良い ②バックナンバーで2ページ目まで進めば購読する価値あり。
まず①について、活字に触れるという点から新聞は話題が1日とて同じではないため、飽きが少ない。対して本は1度通読すると、数日いや数週間経ってもう1度読みたいと思う本と出合うのは稀。この点から子どもにとっては短い文章で話題が変わり、いわゆる雑学が増える新聞の方がメリットは大きい。
次に②について、文章が新聞であるため、しっかり校正されています。ときにそれはとっつきにくい印象を子どもが持つ場合があります(これは塾講師経験からそういう体裁の文章に抵抗感のある子が一定数いたことからもたぶん間違ってません)。そういう子(小学生では)は最初は興味深く読み始めても2ページ目にいかずにやめてしまう。こうなると、「新聞」全体に「NO」のイメージを持つのでその子供に新聞は有効的な手段ではなかったということになります。
もちろん、成長過程で再度新聞を読ませてみると興味を示すかもしれません。あくまでそのとき、その年齢では、有効的でない。という意味です。
大人になれば当然ですが、偏りのない情報リテラシーを持つ人がいわゆる「できる人」になっていきます。偏りのない情報リテラシーを持つ人は非認知能力が非凡であることと無関係ではないと思っています。現に今は「情報弱者」が損をする時代であることは間違いありません。情報を取りにいくことは誰でもできるようになった反面、情報弱者を騙したり、搾取したりというマイナスの側面も誰でも陥る時代になったとも言えます。
自分の子どもがしっかりした情報リテラシーを持つために必要な素養は1つで、それは
疑ってかかること
ということです。この疑ってかかるためにその基礎になる言葉の力は必要不可欠です。その言葉の力をみにつけていくために、本好きであったり新聞好きであったりすることは1つの手段だと思います。
少しエピソードトークになりますが、スマホで電子新聞が読めるようになって紙の新聞を取るのをやめたご家庭がありました。お子様は語彙力に乏しく(これは元々海外暮らしが長かったせいで仕方がないところもあった)、国語以外はトップレベルであったこともあり、これを保護者の方がずいぶん気にされていました。本人も受験を迎えるにあたって、何か動きたいというのもあり思い切って紙の新聞を再度購読することにしました(今でもこの相談についてはかなり長かったので覚えています)
毎日、新聞を読み続けた結果。劇的な得点向上などはなかった(そんなに甘くない)ですが、明らかに最低点が上がってきました。つまり言葉の意味のとらえ違いによる減点が減ってきたのです。これについてはやはり「毎日」というのが大切だということを再確認した次第です。
大学受験論でも再三、書かせていただいてますが、自学自習が最強です。継続して自習ができること。これ以外に成功する術はありません(一部変態的に理系の地頭がある方を除く)。
そういった意味で新聞は興味さえ持ってくれれば「継続」に大きく寄与するツールになると思います。
あ、最初はメルカリでバックナンバー1か月分買って、毎日ポストに投函して、子どもに朝、ポストまで取りに行かせていました。これは演出ですが、子どもに「自分のもの」と意識してもらうためのものです。ご参考までに。
本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。
追記:我が家は「毎日小学生新聞」にしました。